薬を飲みながらではあるけれど、最近、心身の調子がすこぶる良いんですよね。ドクターも安定しているっと言ってくれるし、自分でも嘘みたいにスッキリとしているんです。
お薬を減らす勇気はないけれど、普通に日常生活が送れるようになるため、リハビリ頑張っています。リハビリと言っても、外出回数を増やすくらいのことしかできないし、相変わらず、人と交流することには抵抗があって、ちょっと他人と関わるのは無理だなっていう感じなのですが、大勢の人が集まっているような場所でパニックを起こさないように、買い物には出るようにし始めました。
1人では買い物にも出してもらえないけれど、家族の誰かがついてきてくれるようなら、人混みに出ることもできるようになったんですよね。少しずつですが、心を病む前の状態に戻りつつあります。
うつ病の薬から、統失の薬に変更になった途端に頭がスッキリしたのですが、私は自分の病名をしりません。でも、最近では知らなくてもいいんじゃないかって気になっているんですよね。知ったところで状況が変わるわけじゃないし、調子の良さに変化が出るっていうこともないでしょう。
こうやって、リハビリが出来るようになるまで回復したことの方が病名を知るより、ずっと、ずっと、大事なことだと思うんですよね。
流石に人酔いするくらいの混雑では精神が消耗してしまいますが、スーパーでの買い物くらいなら大丈夫になってきました。酷い鬱状態の頃には考えられなかったことです。
ほんとに長い間、鬱状態から抜け出せずにいたので、もしかして一生、このまま希死念慮や自責感の中で過ごさなければならないのではないかと恐れていたのですが、こうして、外にも出て、お洒落も楽しめるようになって、とても充実しています。
いきなり、元の生活に戻るのは無理があるので、少しずつ、料理や外出をするようになって、まさにリハビリ状態です。これで、薬を飲まなくて良くなれば、まさに寛解ということになるんでしょうけれど、自分の中に見捨てられ不安症が残っているって分かっていますからね。
そう簡単に減薬や断薬に踏み切る勇気もないし、ドクターが持ちかけてきたとしても拒否すると思いますよ。もう1度、あの地獄のような日々に戻る危険を冒すなんて真っ平御免ですからね。
今、精神状態が落ち着いていて、リハビリに励むことが出来たとしても、明日はどうなるか分からないという恐怖のようなものは常に感じています。でも、激しい落ち込みが待っていたとしても、乗り切ることが出来るんじゃないかと楽観的に考えるようにしています。
ネガティブなのは仕方ないことだけれど、ネガティブだからといって何も出来ないということにはならないんですよね。雑踏の中を平気で歩いたり、毎日、家事をこなせるようになったら、今度は対人不安症の克服をする必要がありますね。
そうしないと、行政書士の資格を取ったとしても、仕事をすることが出来ませんから。少しずつでも、心の病気が再再発する前の状態に戻せればいいなって、割とのんびり思っています。
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