決して私の病名を言おうとしなかったメンタルクリニックのドクターが、私の症状が落ち着いているのを見て、まさか、あなたに病的なものが隠れているとは思わなかったって言ったんですよ。
うつ病はそれこそ誰にでもなる可能性のある病気だけど、統合失調症はそうじゃない。私の鬱状態の回復に、向精神薬がよく効いたことで、自分でも薄々、感じていたことだけれど、病的なものと言われて、ああ、やっぱり私は統失だったんだなって、妙に納得してしまいました。
そりゃそうですよね。ジプレキサとか飲んだら、気分が良くなって、精神状態が安定してきたなんて、ただのうつ病だったら考えられることじゃないですもんね。今、処方してもらっている薬も統失の薬だし、そのおかげで、感情の起伏の振れ幅が小さくなって、日常生活が送れているんですもんね。
別に、自分が統合失調症だったからといって、ショックなんて受けたりしないのだから、ドクターもはっきりと告知してくれても問題ないんです。一生、お薬とお付き合いをしていかなければならないというだけの話で、その覚悟は、いつまで経っても落ち着かない鬱状態で出来ていたんですから。
でも、私の統失は軽いものだと思うのですよ。確かに、精神状態が不安定だった頃には、陽性反応らしきものが出て、一家心中しそうになったりしたこともありますよ。死にたいとか、すぐに思っていたし、安定しない精神状態に振り回されているのが当たり前で、こんなに穏やかに過ごせる日がくるとは思っていませんでした。
どうしてドクターがはっきりと告知しないのか分からないけれど、心の病に名前を付けることに抵抗があるのかもしれませんね。
自分の精神状態がおかしいと思い始めたのは、子供の頃からなんだけれど、決定的になったのは夫が連れ子ちゃんたちを突然連れ帰ってきたことですね。希死念慮が激しくなり、子供たちを道連れにして死のうとしたりとか、自傷行為に走ったりとか、これじゃ、ダメだということでメンタルクリニックに駆け込んだんですよね。
私は、自分が見捨てられ不安症だということは知っていたけれど、当時は心労がたたって、鬱になったんだと思い込んでいて、医師の見立ても中程度から重度のうつ病っていうことだったし、それで納得していたんですけどね。
心に病巣が隠れていて、その影響で、いろいろな不具合が生じていたんですね。統失っていうと、暴れて暴力的になると思われがちだけれど、薬を忘れずに飲んでいれば、日常生活に困ることはありません。
薬に頼ることに反対意見の人もいると思うけれど、薬で安眠やイライラが抑えられえて穏やかな気持ちで過ごせるならいいじゃないですか。心の持ち方で、心の病は克服できるっていう人もいるかもしれないけど、多分、そういう人たちは、心の病とは無縁の世界で生きているんだと思うんですよ。
薬に頼ることは決して悪いことじゃないと思います。少なくとも、あの地獄のような精神状態には戻りたくないですね。どんな心の病だとしても、それは変わらないと思います。
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かずのん@グレース・ハーモニーです。
精神疾患持ちのプロテスタントのクリスチャン。
このブログにはジャンルを問わず、好きなことを書いていくつもり。