いくら、精神状態が安定してきて好調な日が続いているとはいえ、他人が恐いという気持ちに変わりは無く、今も恐怖に押し潰されそうになっているところです。
今日の夕方、壊れてしまった夫のパソコンのプリンターをいつもの電気屋さんに届けてもらうことになっているのですが、夕方、夫がまだ帰っていない時間に来たら、夫が帰ってくるまで、どう対応したらいいのか皆目見当もつきません。
いつもお世話になっている電気屋さんであっても、他人は怖いのです。この恐怖感は、殺されるんじゃないかとかそういった類のものではなく、純粋にその人のことが恐いのであって、相手がどんなに善人であったとしても、恐怖感を和らげる材料にはなりません。
対人恐怖症というか、対人不安症と呼ばれる心の状態の一つです。
我が家は、誰かが訪ねてくることを前提に成り立っていないので、お客様用のカップもグラスも用意されていません。
夫が遅かった場合、お茶も出さずに雑談しながら夫を待たなければいけないと考えただけで、逃げ出したい気分になるのです。これでも、少しはマシになった方で、しばらく前まではピンポンと鳴るだけで、飛び上がるほどの恐怖を感じていたんですよね。
人が恐いのです。他人が恐いのです。
でも、他人と関わりあわなければ人間は生きていはいけません。大勢の人が集まる場所は、極力避けるようにしているけれど、自分が思っている以上にストレスを感じているらしく、外出先から戻ると、どっと疲れが出ます。
知らない人に会う時には、どんなに社交的な人であっても緊張すると思うのですが、恐怖で固まってしまうということはないでしょう。余程、親しい間柄の人でない限り、他人と関わりあうこと、言葉を交わすことに躊躇してしまうのが現状です。
家族も、その辺を理解してくれているのですが、最近の私が好調なのを見て、1人で対応させても大丈夫だと思っているのかもしれません。でも、それとこれとでは話が別です。
郵便を受け取るだけなら怖くなくなったけれど、そこに世間話が加わった途端に恐怖感が芽生えて自分でもどうしたら良いのか分からなくなります。他人に自分が不快な思いをさせているんじゃないかというのが対人恐怖症ですよね?私の場合は、不快にしているという意識はなく、ただ、ただ、他人と一緒にいることが恐いのです。
私の病気のことを知っているわけでもなく、家の中の仕事でさえ、出来ないことの方が多いというのに、そこに、人が絡んできたら、もう、どうしようもありません。気まずい雰囲気を変える手立ても思いつかないし、気の利いた会話の一つも出来ないのが私です。
夫の帰りが早いことを祈りつつ、今日を過ごすしかないんでしょうね。