今日は長崎に原爆が投下された日です。日本は唯一の被爆国であり、その悲惨さを知っているはずです。
私は戦後生まれだから、戦争の悲惨さや原爆の恐ろしさを肌で感じることは出来ないけれど、想像することは出来ます。戦争を許してはいけないということは、よく分かっているつもりです。
でも、世界中で紛争が絶えることはありません。内戦、事実上の大国同士の争いだったりしますよね。北朝鮮は核の放棄を宣言しながら、ミサイル開発を止める気配もありません。世界は第三次世界大戦へと向かっているようにも思えます。
それだけは、何としてでも食い止めなければならないと思うんですよ。
日本が被爆国だからじゃなく、世界が平和であるために日本にできることは何か、なんです。
正直な話、私は9条改正に賛成の立場だし、日本ももっと軍備増強してもいいと思っています。でも、それは戦争を起こしたいからではなく、戦争を抑止するためです。
日本に憲法9条があろうがなかろうが、日本を蹂躙したい国は近くにあるじゃないですか。日本が攻撃されないのは、憲法9条があるからではなく、自衛隊と米軍が駐留してくれているからではないのですか。日本にちょっかいを出せば、返り討ちにあうと分かっているから、せいぜい、領海侵犯くらいで済んでいるんだと思いますよ。
もし、日本がすべての軍備を放棄してしまったら、あっという間に占領されてしまうでしょう。日本人を根絶やしにしたい国もあるみたいなので、謝れば命だけは助けてもらえるなんて、甘いこと考えない方が良いです。それに、死んだ方がマシだったというような迫害があるかもしれません。
日本には非核三原則がありますが、核を持つことが抑止力に繋がるのだとしたら、核武装することも視野に入れてもいいんじゃないでしょうか。
そのくらい、世界情勢はひっ迫していると思うんですよ。
核を落とされて、一瞬にして街が消えて、たくさんの被害者が出て、そういったことは分かっているのに、それでも核武装することを是とするのは矛盾しているかもしれません。
本来なら、原爆なんて落とされなくても良かったんですよ。日本がもう戦力がなくなっていて、降伏するのは時間の問題だということが連合軍側は把握していました。アメリカはただ、原爆を落としたらどうなるのか実験したかっただけなんですよね。
原爆投下のおかげで戦争が終わったなんて言っている人もいるみたいですが、それは大きな間違いです。日本はただ、もっと早く降伏していれば良かったんです。
その前に、欲を出さずにある程度、進出したところで戦争を終わらせておけば勝ち戦だったわけです。まあ、そうなった場合、今の日本とは大分違う日本になっていたとは思いますが・・・
戦争を許してはいけません。
今は、兵士を送り込む必要もなく、ボタン一つ押せば戦争になってしまうんですよね。そのボタン一つで、街どころか国が消滅してしまうかもしれないわけです。ぺんぺん草も生えないような荒れた大地にしてしまうことも可能なのです。
唯一の被爆国だからこそ、戦争を抑止するために行動を起こすべきなのではないでしょうか。
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