一時期は、1日1錠まで減らせたリスパダール。今は1日2錠に加えて、頓服としても飲まずにはいられない。希死念慮が激しくなったら飲むって生活を繰り返しているから、ストックされていた薬もあっという間に減っていく。
もしも、この薬がなかったら、自分が今、こうしてブログを書いていられるかどうか自信がない。そのくらい落ち込みが激しいし、自分が消えてしまいたい衝動が大きい。でも、生きなくちゃいけないんだよね。生きていてもいいこと何もないのに、死んでも多分、私は天国へは行かれない。私の罪が大きすぎるから、永遠に地獄の業火で焼かれるんだ。
昔、ある人に、とんでもない迷惑をかけて、まだ、謝罪すらしていない。その人がどうなったかも分からない。本当に酷いことをした。どれだけの不便をかけて、手間をかけさせて、時間を奪ったか。それだけじゃない。返すものも返していない。私の人生、そんな罪にまみれているから、死んだところで救いはないんだ。
それでも、希死念慮は遠慮なくやってくる。下手に回復しているから、自分を消す方法まで考えてしまう。これは迷惑をかけるからやめておこうとか、この方法は確実じゃないからダメだとか、気が付けば、そんなことばかり考えていて、生産性の欠片もない。リスパダールを飲むと、少しはマシになるけれど、完全に希死念慮を消すことはできないし、私の罪が消えるわけでもない。
結局、今のトラブルは自分がしてきたことが返ってきているだけなのかもしれないと思う。やっぱり私は消えるべきなんだ。
生物は、死を恐れる。積極的に死にたいなんて健康な人は思わないらしい。私も一時の間は希死念慮が暴れることもなく、平穏に暮らしていた。喜怒哀楽の感情は持てなくなっていたけれど、それと同時に希死念慮も封じ込まれていたんだ。それなのに、今は希死念慮だけが暴れている。
明るい未来なんてない。でも、私に自分の言動がブーメランになって返ってきているとしても、子供たちに罪は無かろうと思うのだ。だけど、子供たちまで巻き込んでいる。私がいなくなったら、全てが上手く回るようになるんじゃないかという思いを消し去ることはできない。
自分にそれ程の価値があるとは思わないけれど、恨まれても、呪われても文句を言えない立場だ。もし、主が彼女の祈りを聞き届けたとしたら、私は不幸になっても当然で、決して救われることはない。それ程の恨みを買っているのだ。心を病んでいようが、今、反省していようが関係ない。それだけのことをしてきたのだから。
赦されるなんて思っていない。死んでお詫びをって言ったって、死んで天国に行ったらお詫びにもならない。地獄に落ちることを望んでいるだろうし、この世で平穏に暮らしているなんて我慢できないだろう。そのくらい、私は酷いことをした。逃げるのが精一杯で、彼女の人生まで考えられなかった。棘になって突き刺さっているけど、謝っても赦されるとは思えない。
だいたい、探しだして、どうやって謝るんだ?どうやって探し出すんだ?
生きるも死ぬも地獄でしかない。子供たちに罪はないけど、彼女は私と私の家族全員を呪っていて、主がそれを聞き届けたのかもしれない。浅はかな私のせいで、愛するものを巻き込んでしまった。
こんな気分の時にも、リスパダールは役に立つ。少しはマシな気分になる。あくまでも少しだ。小躍りするほど、気分が高揚するわけではないし、どちらかというと副作用でグデってしてしまう。それでも、頼ってしまうんだ。
この世の地獄を歩むのと、死んで地獄の業火に放り込まれるのとどっちがマシなんだろう。永遠に救われないのは死んだ後の方か。生きている間もかなり辛いけど、それは永遠には続かないからね。地獄から地獄へ行くだけの話だ。
これも、心の病が見せる妄想に過ぎないのだろうか。でも、迷惑をかけて謝ってもいないことも確かだし、借りたものも返していないのも事実だ。信頼を裏切ってしまったことは変えられない。今、何処でどうしているかヒントになりそうなものもない。一時期、Facebookで探してみたけれど、見つからなかった。
薄情な私は、その人の名前すら満足に覚えていない。正確に言えば、名前の漢字を忘れている。これでは、どんなに私が後悔していても、後悔しているとは思ってもらえないだろう。決して赦されることはないのだ。希死念慮に負けてしまったとしても、救われることはないのだ。せめて、子供たちのことは守りたかった。彼らは私の罪を知らないのだから。
自分の人生、あと何年残されているのだろう。残された人生、ずっと希死念慮に悩まされるのか。いつまで対抗できるか分からない。足掻いても仕方ないかもしれない。今、私にできることは、その人の幸福を祈ることだけか。
敵になるつもりなんてなかったんだけど、結局は敵になってしまった。これはリスパダールでは解決できない。薬が解消してくれることはたかが知れてる。根本が解決されていないのに、心の病が治るわけもない。
スポンサードリンク